検索


期初に多いケガ⑤オスグッド病の予防
ジュニアアスリートに頻発するオスグッド・シュラッター病(以下オスグッド病)も、期初に多いケガの一つ。概ね10~14歳の小・中学生のスポーツ選手、特に男子に多くみられるのが特徴です。 発症要因には、骨が未成熟で弱いこと、筋肉が硬くなりやすいという成長期だからこその身体特性が関与しています。 膝を伸ばす運動が繰り返されることで大腿四頭筋により脛骨粗面に過剰な牽引ストレスがかかります。 その繰り返されるストレスによって成長軟骨部(骨端軟骨)が剥離することで発症します。 症状としては、膝の前面、膝蓋骨の少し下方の盛り上がったところ(脛骨結節)に痛みと腫れを生じます。 初期においては、普通に歩行いている時には痛みが出ないことも多いです。 症状が進行すると、痛みや腫れが顕著になりプレーに支障が出はじめます。 さらに悪化しますと、より長い期間でのスポーツ活動の休止が必要となります。 早期の段階での適切な処置が、早期回復・早期復帰につながります。 オスグット病は成長期の一過性のもの 骨の成長完了までのセルフケアが必須 治療は 部活動などにおける運動量の軽減、ある
7 時間前










ジュニア選手のケガ予防⑯熱中症と低ナトリウム血症
8月も11日となり、日本選手たちの活躍に沸いたパリ五輪が閉幕しました。 ホットなニュース同様、全国的に気温が高まり、本日なんと名古屋市では7月25日以降、18日連続の猛暑日を観測しているそうです。 気象庁と環境省は11日、沖縄と九州~関東、北陸28都府県に熱中症警戒アラート...
2024年8月11日


ジュニア選手のケガ予防⑩腰の疲労骨折(腰椎分離症)
ジュニアスポーツ選手が2週間以上続く腰痛 を訴えた場合、考えられうるケガの一つに 「腰の疲労骨折(腰椎分離症)」 が挙げられます。 成長期 にあるスポーツ選手に生じる 腰椎の疲労骨折 は、椎弓と呼ばれる背骨と背筋をつなぐ、 細くて弱い部位に頻発 します。...
2024年6月5日


ジュニア選手のケガ予防⑨疲労骨折とシンスプリントの違い
「疲労骨折」は「ジュニア期に起こりやすいケガ」 の一つですが、痛い部位がほぼ同じで区別がつきにくい疾患に 「シンスプリント」 があります。 今回は両疾患の違いについて紹介します。 ■疲労骨折とシンスプリントは区別が重要 すね(脛骨)が痛くなるスポーツ性の疾患 には、...
2024年5月26日


ジュニア選手のケガ予防⑧疲労骨折:原因と治療
研修会 「ジュニア期に起こりやすいケガ」 の中でも比較的重きを置いて紹介した「 疲労骨折」 、今回はその 原因と治療 について解説します。 ■疲労骨折の原因 そもそも骨は 組織が破壊(=骨吸収)された後に再構築(=骨形成)されていくという代謝(リモデリング) によって、...
2024年5月19日


ジュニア選手のケガ予防⑦疲労骨折:診断
研修会 「ジュニア期に起こりやすいケガ」 の内容を紹介するシリーズ7回から以降数回は、 「疲労骨折」 を取りあげます。 疲労骨折も 新入学やシーズン当初など、トレーニングの環境や内容が著しく変化した時期に発症しやすい ので、 今まさに注意が必要なスポーツ障害の一つ です。...
2024年4月20日


ジュニア選手のケガ予防⑤足首の捻挫:初期の処置
3月も下旬に入り当クリニック周辺でも雪解けが進んできました。 屋外での活動がしやすくなり身体を動かす機会が増える 春先に気を付けたい疾病 の一つが「 足首の捻挫 」です。 捻挫の発症 要因は、ふだん身体を動かす習慣のない方が急に運動を始めたり、子ども同士ふざけ合ったり...
2024年3月24日


ジュニア選手のケガ予防④膝の痛み「オスグッド病」
昨年末よりブログのための時間確保が難しく更新が滞りがちです。 もし更新を楽しみにしてくださっている方がいらしたら、お待たせをして申し訳ございません。 気長にお付き合いいただければ幸いです。 さて研修会 「ジュニア期に起こりやすいケガ」...
2024年3月11日


ジュニア選手のケガ予防③踵の痛み「シーバー病」
「さっぽろジュニアアスリート」発掘・育成事業 の公開研修 「ジュニア期に起こりやすいケガ」 の内容を抜粋紹介するシリーズ3回目は、 踵の痛み「シーバー病 (踵骨骨端症) 」 について取りあげます。 ジュニア選手のケガ予防①成長期の骨折...
2024年2月16日


脚抜け⑤対応実例:発症させない工夫
脚に力が入らない、自分の思う通りに脚が動かなくなる「脚抜け」に関する記事の最終回のテーマは、悩ましい症状を出さないための工夫についてです。私がこれまで臨床や文献などから得た情報に基づく対策を紹介します。いずれもあくまで個人的な意見でありますことを、ご理解いただきますようお願...
2023年11月27日


脚抜け③対応実例:筋力バランスを調整
「脚抜け」は五輪出場アスリートや箱根駅伝ランナーでの発症例もあります。 そうした選手が悩ましい症状を抱えながらもどう対応したのかを数回にわたり紹介します。 今回は筋力バランスを整えるトレーニングによって改善を導いた症例を取り上げます。 ■陸上競技部 中長距離選手のケース...
2023年10月23日


脚抜け②診断と治療、現状での対策
「足が前に出せない」「踏ん張れない」など走行中に自分で自分の足がコントロールできなくなる「脚抜け」。 長距離ランナーに発症することの多いスポーツ障害ですが、MRIやレントゲンなど画像検査で異常が見つからないため、原因不明とされ対処に苦慮する事例が少なくありません。...
2023年10月12日


脚抜け①謎の多い病=脚抜けとは?
脚抜けは、「ぬけぬけ病」や「かっくん病」とも呼ばれるスポーツ障害です。 箱根駅伝や実業団で名を馳せた長距離ランナーが脚抜けを発症し、その活躍に大きなブレーキをかけることになった選手もいます。 けれど原因が明らかではなく確固たる治療法が確立されていないというのが、実情です。...
2023年9月28日


熱中症のエビデンス③複合サプリの有用性ほか
8月も下旬に入り北海道では秋の気配が感じられるようになってきましたが、この先も30℃を超える予報が出ています。本州では猛暑が続き、熱中症警戒アラートが広く全国に発表されています。引き続き熱中症への十分な警戒が必要ですね。...
2023年8月21日


熱中症のエビデンス②計画的に水分補給を
2023年の夏は、世界じゅうで猛烈な暑さとなっています。 欧州連合(EU)のコペルニクス気候変動サービスによると、地球の平均気温は2023年7月6日に史上最高を更新。国連のアントニオ・グテーレス事務総長は「地球は沸騰化の時代」に入ったと述べています。...
2023年8月4日


熱中症のエビデンス①東京五輪の検証
7月も下旬となり、日に日に暑さが増してきました。 今月20日(木)に気象庁から発表された1か月予報では、今夏は平年よりも気温が高い厳しい暑さの夏となる模様です。 こまめな水分補給や充分な休息、適切な空調の利用を心がけ、体調管理に努めましょう。...
2023年7月23日


