期初に多いケガ⑥疲労骨折の予防
- 院長 原 則行

- 2 日前
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疲労骨折はオーバーユースに起因するスポーツ障害の一つで、進学など新しい環境で運動をスタートさせたアスリートに多くみられます。進学したての4〜6月に発症しやすく注意が必要です。
疲労骨折の発症要因としては、
骨への過度な負荷による疲労の蓄積
栄養不足(無理なダイエットや摂食障害など)
女性の場合は原発性無月経・続発性無月経
固い路面での練習や足に合わない靴
などが挙げられ、治療・再発の予防にはこれら要因を取り除くことが重要です。
痛みがあっても「筋肉痛だろう」と受診を先延ばしにするケースは珍しくないのですが、放置して運動を続けると完全骨折に移行するリスクがあります。
「特定の部位が痛い」「2週間以上、痛みが続く」時は、早めに整形外科を受診するようお願いいたします。
疲労骨折の治療の基本は安静
トレーニングの再開は医師の診断に基づいて
疲労骨折と診断された場合、いったん運動は休止します。X線やMRIで経過観察をしながら、リハビリや復帰に向けた自主トレーニングなどを指導・実施していきます。
同じ部位を疲労骨折した他の選手が2週間で競技復帰したケースをもって、自分も2週間で復帰できると思われる選手が非常に多いのですが、同様とは限りません。
骨折部位の状態を正しく把握したうえで、患部にストレスを与えない練習メニューやリハビリに取り組むことが、早期復帰の鍵となります。
疲労骨折に伴う痛みを軽減する治療を上手に活用
運動の休止期間中はイメージトレーニングを
疲労骨折をはじめスポーツ障害に対して、鍼灸治療を利用する選手も多くいます。
骨折部位にストレスをかけている筋肉の緊張を緩和し、関連関節の可動域を高めることは、疲労骨折予防の要です。
鍼灸治療には筋緊張の早期改善に有効であると思われますので、上手に活用すると良いでしょう。
鍼灸治療を受けると、患部の痛みが緩和されることも多くあります。
その際に注意したいのは、痛みが消えたため骨折が治ったと思い込んで自己判断でトレーニングの量や強度を増やしてしまうこと。症状を悪化させてしまう可能性があるからです。
必ず医師の診断のもと回復の状態を正しく把握して、トレーニングを進めていきましょう。

スポーツ障害全般にいえることですが、競技休止期間中は動画などで一流アスリートの試合を観戦するなどして、戦略・戦術や身体使い、フォームなどのイメージトレーニングをする絶好のチャンスです。
ネットや書籍から、パフォーマンスアップのヒントやメンタル強化の方法を得るのもとても良いと思います。
時間に余裕のある時だからこそ取り組めることで自分を強くしていってください。













