道マラ2026③レース前の調整
- 院長 原 則行

- 2 日前
- 読了時間: 3分

北海道マラソン(以下、道マラ)まで、あと10日を切りました。
大通公園は、先日まで大賑わいだったビアガーデンから道マラへ様変わり中。ゼッケン受け取り会場や仮設トイレなど、大会の整備が進められています。
道マラに出走されるランナーさんは、本番で力を発揮できるようレース前の最終調整に入ったことかと思います。

レース前の調整の仕方は人それぞれ
「これが正解!」というものはない
下の表は、長距離の指導者やマラソン専門家などの意見を参考にして、私が過去サブ3(フルマラソンを3時間内で完走)であった頃から取り組んでいる、レース1週間前の練習メニュー例です。参考になれば幸いです。
サブ4(4時間内での完走)やサブ5(5時間での完走)をめざすのであれば、距離や時間を短くするなど負荷を減らしてご対応ください。
7日前 | 10km前後のレースペースでのペース走+2kmジョッグ |
6日前 | 休養 |
5日前 | 60分ジョッグ |
4日前 | ①10~15kmのレースペースでのペース走+2kmジョッグ ②60分ジョッグ ③10kmビルドアップ(徐々にレースペースまでペースを上げる) 上記①~③のいずれか1メニュー |
3日前 | 70分ジョッグ ※前日にジョッグを行った場合は、10kmジョッグ+5kmのレースペースでのペース走 |
2日前 | 30分ジョッグ(ラスト1kmをレースペースでのペース走) |
前日 | 2~4kmジョッグ ※プラスして1kmのペース走で刺激を入れる選手もいるそうですが、私には刺激が強すぎるため実施しておりません。 |
当日 | 北海道マラソン |
メニューの中に数回、組み込まれているレースペースでのペース走にご注目ください。

これは本番の感覚を身体に刻むことができ、完走への自信につながります。ぜひ取り組んでいただければと思います。
また前回のブログで、暑さに慣れる暑熱順化が重要と述べましたが、レース前の1週間は実施しないようご理解ください。
練習は気温の低い朝や木陰の多いコースに切り替えましょう。
レース前調整のポイントは所々で刺激を入れて
筋力や持久力を落とさないこと
レース前の調整で「疲れを抜く」ことは大切ですが、疲れないことだけを優先しすぎて極端に距離を短くしたり、休養を多くしたりすると、筋力や持久力が落ちてしまいます。大切なのは筋力、持久力を弱めすぎないことです。
所々で刺激を入れ、42.195kmという長距離を走り切る体力をキープしましょう。
経験値や体力などにもよりますが、調整メニューでは物足りなさを感じるランナーさんがいるかもしれません。
コンディションのピークの状態もまた人それぞれではありますが、オリンピック金メダリストの高橋尚子さんを育てた故 小出義雄監督は、「スタート時に少し脚が重いかなと思うくらいがちょうどいい」とおっしゃられていました。

緊張や不安は少なからずありましょう。
とはいえ今から何をどう頑張っても、本番で早く走れるようにはならないのです。
しっかり眠ってきちんと食べて、いつも通りの自分を発揮できればそれで良し。
それでは皆さんご一緒に、北海道マラソンを楽しみましょう。



