疲労骨折③競技復帰と予防

最終更新: 7月12日


疲労骨折のおさらい

発症部位は脛骨、中足骨、腓骨、大腿骨、肋骨など全身に至ります。

特徴的な症状は、痛みが少しずつ出現してくることです。

ウォームアップ時に軽く痛み、本練習に入る頃には痛くなくなる。練習が終わるとまた痛くなる、というケースが多いです。

そのまま放置せず、いったん運動量を落とすことが大切です。


診断されたら運動は基本休止

疲労骨折と診断されれば、直ちにスポーツ活動の禁止(6~8週間)が必要です。

ランニングは厳禁です。


休止中は、

  • 骨折部以外の筋力トレーニング

  • 骨折部に荷重のかからない水泳・自転車こぎ

など、医師の助言のもと別メニューでの運動に取り組むようにすると良いでしょう。


医師の許可が出て運動を再開する時には、

  • 以前の2~3倍程度の時間をかけ入念にウオーミングアップをすること

  • ジョギングなどで様子を見ること

  • アスファルトのような硬い路面を避け、芝生や柔らかな土のグラウンドを選ぶこと

が大切です。


競技復帰は、安静時・活動時とも痛みがなく、局所の圧痛もなくなってからで、通常1~2カ月ほどを要します。

その間に落ちた体力を休止前の状態に戻すのはとても大変ですから、

  • 疲労骨折の予防に努めること

  • 軽症のうちに治療を始めること

  • 完全に治すこと

  • 再発防止に努めること

がとても重要になります。


疲労骨折は防げるスポーツ障害のひとつ


①環境対策

  • 衝撃吸収能力のすぐれたシューズ、インソールの着用

  • 運動強度への十分な配慮

  • 局所への集中的な負荷の回避

  • 練習場のサーフィス(固すぎ、柔らかすぎ)に注意


②自己対策

  • 筋力・体幹・バランス・柔軟性の強化

  • フォームの改善や技術の向上

  • 適切な栄養摂取(カルシウム、タンパク質、鉄分など)

  • 骨密度チェックと必要に応じた治療

などの対策で疲労骨折を防ぎましょう。


中学生・高校生は特に食生活の見直しが大切

中学・高校の競技者に発生する疲労骨折の理由の一つは、エネルギー不足です。

  • 「朝練に間に合わないので、朝食を抜く」

  • 「夜は疲れてしまって、たくさん食べられない」

  • 「お昼は菓子パンで済ます」

と話す選手が多くみられます。

このような食生活では栄養が十分に摂れず、運動に必要なエネルギーも足りません。

エネルギー不足が続くと骨の代謝にも影響を及ぼします。

成長期の中高生時代に骨が弱くなることは、将来的な骨の健康にも好ましくありません。


やるべきは食事をしっかり摂ること。

米、肉、魚、卵、乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズなど)、緑黄色野菜、海藻類、果物などバランスの良い食事を心がけましょう。

一斉休校のあおりで牛乳の生産酪農家さん等への悪影響が生じている今、乳製品を積極的に消費することは、社会貢献の一つにもなるように思います。


しっかり食べて、疲労骨折に負けない強い身体をつくりましょう


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