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執筆者の写真院長 原 則行

オスグッド病②中学時代の体験談ほか

更新日:2020年7月12日


私、原則行は、中学1年で陸上部に入部後、オスグット病になりました。

短距離のクラウチングスタートの「位置について」の姿勢で、後ろ脚の膝を地面につけただけで痛みが出るので、膝を浮かせていた記憶があります。



しかし練習量を調整することで、中学2年の頃には自然と痛みはなくなりました。


どう防ぐか、どう対処すべきか

以下は、前回に述べた内容の補足です。


  • 大腿四頭筋のストレッチング

オスグッド病の痛みの原因である脛骨粗面部へのストレスは、大腿四頭筋の緊張が高まり柔軟性が低下することで増大します。ストレスを減らすには、大腿四頭筋(=太ももの前の筋肉)を柔軟に保つことが重要です。

右の写真のように、ストレッチを習慣づけましょう。

ハムストリングス(=太ももの裏側の筋肉)、ふくらはぎ、お尻も柔らかくしておくと、より良いです。


  • 固定具(バンド)の装着

膝蓋腱に刺激を加え脛骨粗面への緊張を軽減する目的で、固定具(バンド)装着の治療を採用する場合もあります。

ただしバンドを着けても根本的な解決には至りません。バンドを着けているから、痛みを我慢して運動しても大丈夫という訳ではありません。


がんばる選手たちの

良き理解者でありたい


オスグッド病=「成長痛」だからと安易に考え、放置したり、自己流の治療したり、練習を続けたりしていると、なかなか治らなかったり後遺症が残ることがあります。


オグスット病は、スポーツが好きで一生懸命に練習をする中高生の選手に発症しやすいスポーツ障害です。


我々専門医は、再発を防ぐという意味においても、1日も早く良い状態で競技に復帰できるよう、がんばる選手の良き理解者、協力者でありたいと願い、治療にあたります。


いつでもお気軽にご相談ください。



#膝 #膝痛 #変形性膝関節症 #半月板損傷 #オスグッド病 #関節リウマチ #整形外科 #北広島 #きたひろしま整形外科 #我汝会 #原則行

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