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ランニングとシンスプリント
ランニング初心者が発症しやすいシンスプリント すねが痛いランナーさん。その痛みは、シンスプリントによるものかもしれません。 シンスプリントは、脛骨(=すねの骨)の後内足部に付着する3つの筋肉、ヒラメ筋、後脛骨筋、長趾屈筋が、繰り返し引っ張られることで、骨膜にストレスがかかり...
2022年5月30日


ランニングとアキレス腱の痛み
アキレス腱の痛み 主原因はオーバーユース ランナーや陸上競技選手で頻度の多いスポーツ障害に、アキレス腱の痛みが挙げられます。 運動によりアキレス腱に微細損傷が起こり、痛みが生じると考えられています。 基本的な原因は、運動でのオーバーユース(使い過ぎ)です。...
2022年5月23日


ランニングと腸脛靭帯炎
長距離ランナーに多く見られるスポーツ障害 ランニング中に膝の外側が痛む場合、腸脛靭帯炎が考えられます。 ランニングを始めた初心者、練習量を増やした長距離選手、マラソン大会に頻繁に参加するようになった方などが発症しやすい傾向にあります。...
2022年5月17日


ランニングと変形性膝関節症
変形性膝関節症とは 変形性膝関節症は、膝の中でクッションの役割を果たす軟骨が徐々にすり減り、膝の骨同士がぶつかることで膝に痛みが出る症状です。 軟骨がすり減る原因は、体質、体重の増加、ホルモンの低下、筋力の弱さなどが挙げられます。また加齢によっても、軟骨は劣化していきます。...
2022年5月2日


ランニングは膝に悪い?
ランニングが膝に悪いエビデンスはなく ランニングが膝に良いエビデンスはある 「ランニングは膝に悪い」というイメージを持つ人は、少なくないでしょう。 けれども2021年に発表された論文※1では、ランニングが膝の軟骨に短期的または長期的なダメージをもたらすエビデンスはないことを...
2022年4月25日


ランニング再開時のポイント
雪解けとともに街を走るランナーたちを、見かけるようになってきました。 今季は数年ぶりに北海道マラソンも再開予定。着々と準備を進められていることでしょう。 しばらく休止していたランニングを再開する時、足を痛めてしまったり、ケガをしてしまったりするケースは少なくありません。...
2022年4月18日


女性アスリートの健康問題FAT
今回は、女性アスリート特有の健康リスク(以下FAT:Female Athlete Triad / フィーメール・アスリート・トライアド)を取り上げます。 これは前回まで数回にわたり解説してきた「貧血」と深くかかわる問題です。...
2022年4月11日


スポーツ選手の貧血と「トレーニング」
今回は鉄欠乏性貧血をトレーニングの切り口から、考えたいと思います。 違和感に気づき、早く対処することが重要 軽くウォーミングアップしただけで息が上がる、ペースが落ちるなど、特に疲れていないにも関わらず、呼吸やパフォーマンスに異常な乱れを感じたら、貧血を疑う必要があります。...
2022年4月4日


スポーツ選手の貧血と「食事」
今回は「鉄欠乏性貧血」の予防と改善のための食事について取り上げます。 朝昼晩の食事でしっかり鉄分補給 「鉄欠乏性貧血」の予防と改善の基本は、食事で鉄を補うことです。 通常でも体内の鉄は、汗や尿などによって毎日1mg程度失われます。...
2022年3月28日


スポーツ選手の貧血と「骨」
前回に続き、今回もスポーツ選手が気を付けたい鉄欠乏性貧血を取り上げます。 貧血は赤血球が少なくなった状態をいいます。 スポーツに日常的に取り組む人は、 筋肉の増加などにより体内の鉄需要が増加する 一方で 汗や消化管などからの鉄の排出が増える 需要と供給のアンバランスか...
2022年3月22日


スポーツ選手の貧血と「筋肉」
特に女性アスリートは貧血に注意 2022年3月13日、名古屋ウィメンズマラソンが行われ、ケニアのルース選手が女子単独レース歴代2位の2時間17分18秒で優勝。安藤友香選手が3位入賞を果たしました。 COVID-19の感染拡大防止への取り組みながらのスポーツ活動も、より自然な...
2022年3月14日


こんな時は整形外科へ⑬痛くて運動できない時
痛みは身体からのSOSサイン 当クリニックには、部活などスポーツ選手の中学生や高校生、成人のスポーツ愛好家が来院されることもあります。 理由は痛くて運動できないからです。 そうした方のほとんどが、 「我慢していれば、治ると思っていた」...
2022年3月7日


こんな時は整形外科へ⑫寝違えた時
寝違えは、ケガではなく軽度な疾病 目覚めた時、首の後ろや首から肩にかけて痛みを生じる「寝違え」。 痛くて首を動かせず、日常生活に支障をきたすケースもあるでしょう。 寝違えは、検査をしても画像でとらえられる変化が見られないことが特徴です。 首まわりの筋肉の血行不良(阻血)...
2022年2月28日


こんな時は整形外科へ⑪健康寿命を延ばしたい時(フレイル予防編)
フレイルは、要介護状態の一歩手前 フレイルは「虚弱」という意味で、老化に伴い筋力や活動が低下している状態をいいます。 近年、高齢者は健常な状態から要介護状態になるまでに、フレイルという中間的な段階を経ている、と考えられるようになりました。...
2022年2月21日


こんな時は整形外科へ⑩健康寿命を延ばしたい時(骨粗鬆症予防編)
骨粗鬆症と健康寿命の深い関り 平均寿命は生まれてから死ぬまでの間を示し、男性80.98歳、女性87.14歳(厚生労働省2016年)です。 一方、健康寿命は日常的に介護の必要なく心身とも健康で暮らせる期間のことで、男性72.14歳、女性74.79歳(厚生労働省2016年)とな...
2022年2月14日


こんな時は整形外科へ⑨歩く訓練をしたい時
変形性膝関節症や脊髄損傷、脳卒中などの治療や手術を受けて退院されたものの、 身体の痛みがとれない 麻痺が残る 思い通りに身体を動かせない スムーズに歩けない という方は、 リハビリテーション科を併せ持つ整形外科を、早めに受診するのが良いかと思います。...
2022年2月7日


こんな時は整形外科へ⑧杖を使い始める時
「転ばぬ先の杖」という諺の通り、杖は転倒事故を未然に防ぐ有効なツールの一つと言えるでしょう。 杖を使って歩くことで安全性や安心感が高まり、体を動かす機会が増えることにもつながります。 「転びやすくなった」と思われる方は、できるだけ早めに杖を使い始めることをお薦めします。...
2022年1月31日


こんな時は整形外科へ⑦手足がしびれる時
じんじん・ぴりぴり・ちくちくといった「異常感覚」、 感覚がない・感覚が鈍いといった「感覚鈍麻」、 動かない・力が入らないといった「運動麻痺」、 しびれの症状は患者さんによって様々です。 脳は物を考えて指令を出す中枢として働き、脳からの指令は脊髄を通り、シグナル(信号)が脊髄...
2022年1月24日


こんな時は整形外科へ⑥転んで突いた手が痛む時
2022年の大寒は1月20日(木)。 大寒の前後から2月上旬にかけては、年間で最も気温が低くなる時期です。 この頃、路面の凍結などによる転倒事故が多くなります。 今年は全国各地で雪が降り、雪道の歩行に不慣れな地域の方は特にお気を付けください。...
2022年1月16日


こんな時は整形外科へ⑤上を向くのが辛い時
「上を向くと首が痛い!」。こうした不快な症状があれば、我慢せずに整形外科を受診ください。 痛みの原因としては、 頸椎間板ヘルニア 変形性頸椎症 僧帽筋筋膜症 ストレートネック などが考えられます。 下記にそれぞれを簡単に解説します。 ●変形性頸椎症...
2022年1月9日


