ポイントは正しいシューズ選びと歩き方
寒さが日々、増しています。
数日後には札幌の平地でも、雪の予報が出ています。 どうぞ体調を崩さないよう、お気を付けください。
さて本格的な冬を迎える前に、屋外でのウォーキングを楽しまれてはいかがでしょうか。
膝の痛みの原因の一つ「変形性膝関節症」。
症状が深刻でない患者さんは、適度な運動をすることが痛みをやわらげる効果につながることから、近年、運動療法が注目されています。
お薦めが、先ほども述べたウォーキングです。
ウォーキングに適したシューズを履いて、膝に衝撃を与えないような歩き方で取り組みましょう。
シューズはスポーツタイプのシューズが良いでしょう。
選び方のポイントを下図にまとめましたので、ご参照ください。
またウォーキングは散歩とは違います。
意識的に歩幅を広くして早く歩くよう心がけてください。
その他の注意点は、下図にてご確認ください。
感染症予防の対策も万全に
ウォーキングは基本一人で行うのが望ましいです。
けれど、ご家族や友人などと一緒に行いたい場合は、横ではなく前後に並び、できるだけ距離を空けるように。会話は控えましょう。
人とすれ違うなど他人との距離が近づく時は、顔を下や外に向け、口元が相手に向かないよう配慮することも大切です。
そして必ずウォーキングの前後に、軽いストレッチを行うようにしましょう。
帰宅後は、すぐうがいと手洗いを。
うがいと手洗いを終えたら、しっかり水分補給してください。
可能であればシャワーを浴びて、ウエアや手袋は洗濯をすると安心です。
新型コロナウイルス感染者の急増など、まだまだ気の抜けない状況が続きます。
けれど屋内にこもってばかりでは、気が沈んだり、体力や免疫力が落ちたりと、良くない状態に陥りがちです。
ぜひウォーキングで、健康維持やリフレッシュを図ってみてください。
次週は、「変形性膝関節症」予防にも効果的な屋内での運動をご紹介したいと思います。
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