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人工膝関節③手術の実際

一人ひとりに最善な提案と施術を実行

【手術前から当日まで】


●術前計画を実施

X線検査を行い、患者さん一人ひとりの膝の大きさ、形状にあった人工膝関節を選択。位置などを検討します。

●手術時間

1時間半前後です。

特殊な症例や再置換の場合は手術時間が長くなります。

●創(切開の範囲)

膝の前方に10数cm程度です。

●麻酔

全身麻酔と下半身麻酔の両方を実施します。

患者さんによっては、全身麻酔のみの場合もあります。

●輸血

9割の患者さんは、必要ありません

貧血傾向にあるなど約1割の患者さんには、血液センターから受け入れた血液の輸血を行います。

●骨と人工膝関節の接着

骨セメントで瞬時に固定します。

●術中の変化

麻酔が効いた筋弛緩状態においても伸びきることのなかった膝が、手術中に完全に伸びきるようになります。






脚全体がまっすぐになり姿勢も改善

【術前と術後の変化】


術前と術後の変化は、下記の通りです。



骨折とは異なり、手術直後より体重をかけることが可能です。

関節の動きや姿勢、全身のバランスも良好になり、歩容が著明に改善します。

次回は、手術のリハビリなどについてお話したいと思います。

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