一人ひとりに最善な提案と施術を実行
【手術前から当日まで】
●術前計画を実施
X線検査を行い、患者さん一人ひとりの膝の大きさ、形状にあった人工膝関節を選択。位置などを検討します。
●手術時間
1時間半前後です。
特殊な症例や再置換の場合は手術時間が長くなります。
●創(切開の範囲)
膝の前方に10数cm程度です。
●麻酔
全身麻酔と下半身麻酔の両方を実施します。
患者さんによっては、全身麻酔のみの場合もあります。
●輸血
9割の患者さんは、必要ありません。
貧血傾向にあるなど約1割の患者さんには、血液センターから受け入れた血液の輸血を行います。
●骨と人工膝関節の接着
骨セメントで瞬時に固定します。
●術中の変化
麻酔が効いた筋弛緩状態においても伸びきることのなかった膝が、手術中に完全に伸びきるようになります。
脚全体がまっすぐになり姿勢も改善
【術前と術後の変化】
術前と術後の変化は、下記の通りです。
骨折とは異なり、手術直後より体重をかけることが可能です。
関節の動きや姿勢、全身のバランスも良好になり、歩容が著明に改善します。
次回は、手術のリハビリなどについてお話したいと思います。
#人工膝関節 #人工膝関節置換術 #膝痛 #膝関節変形症 #きたひろしま整形外科 #我汝会 #原則行 #整形外科
Opmerkingen