緊急事態宣言下での学校や施設の閉鎖、外出自粛などに伴い、アスリートの皆さんにおかれましては、満足な練習ができない日々が長く続いていることでしょう。
身体の衰えに加え、精神的なストレスを感じている方も、多かろうと思います。
北海道ハイテクAC監督の中村宏之先生がよく話されています、
「ハンディがある状況で、さまざまな工夫が生まれる」と。
こういう時こそ、
いつもとは違うことを勉強してみてはいかがでしょう。
2017年11月のNHK杯公式練習で負傷したフィギュアの羽生結弦選手。
彼は「スケートできない間にできること」=「試合に出続けていたらできなかった勉強」にアグレッシブに取り組んだそうです。
具体的には、下記の通り。
映像によるイメージトレーニング
己に勝つためのスポーツ心理学
中でも特筆すべきは解剖学
解剖医学の書籍や論文を読んで、人体の仕組みや構造を頭で理解し、
「どうすれば自分の身体を最大限に生かし、有効に使えるか」を熱心に研究したといいます。
「ストレッチ」にも目を向けて。
日本陸上競技連盟のホームページに掲載されている「自宅で出来るトレーニング動画リレー!!」から、短距離でお馴染みの桐生祥秀選手の動画を添えました。
桐生選手は、ストレッチを紹介した理由を、
高校時代・大学時代に肉離れやハムストリングスを痛めることが多かったから
動くことも大事だが、ケアすることも大事なので と語っています。
また羽生選手と同様に、
「色いろなことを動画を見て勉強することも、自分の身体を知ることも、今ならできる」と話しています。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、4月26日にはインターハイ(全国高等学校総合体育大会)が、28日には全中(全国中学校体育大会)の中止が決定されました。
いずれも中止は史上初です。
高校・中学3年生の選手の皆さんは集大成の年に、戦いに挑むことすらできない…。
行き場のない悔しさを、ご本人はもちろん周りの方も抱えていることと思います。
ただし全ては「命があってこそ」。
この苦渋の2020年夏が、未来への踏み台となりますよう、心から願います。
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